DENT CRAFT STUDIO 土屋 覚さんインタビュー
土屋:先生とはかれこれもう15年の付き合いになるね。
外苑前のイタリアンで懇親会やったとき少し話し込んだのがきっかけだったよね。
でね、次に会ったとき60年産の酒をもらったじゃない。俺60年生まれだから感動したんだよね。
お洒落だなぁ!って。
北原:あれはコニャック。
なかなか手に入らない木箱に入ったものだったと思うけど。
土屋:先生、ワインも結構詳しいよね。
北原:詳しいって程じゃないけど、好きだからね。
だから今は食うことと飲むことくらいしか楽しみがないんだから・・・
土屋:爺さんみたいなこと言わないでよ。(笑)
ところでさ、先生は業界、国境を超えていろんな方、ともすれば敵対する人とも
うまく付き合うじゃないですか?
広く付き合えるというのは、いいなぁと思うんだよね。
北原:あんまり垣根をつくらない方だからね。
世界の桑田先生が僕を評して"恐れを知らない世代"と言ったんだ。
その意味を?ずっと考えていたんだけど、まあ確かに何も怖くないというか、一昔前まではどうしても
欧米人に対して一歩引くというか、ペコペコしてしまうというか、そういったところがあったんじゃないかなと。
でも僕らの世代は外国人に対して自分より上だとか下だとかいう感覚は全くないから。
土屋:育てられ方も影響してると思うね。
俺らの親の世代は生活が忙しかったから、両親が常にカリカリ怒ってた。
何も悪いことしてないけどスミマセンみたいなところあったじゃない?それが俺らの世代には無かったのかも。
北原:確かにそうだね。僕の場合は海外(シンガポール)に行って5年住んだ経験が大きいと思う。
今でこそいい国だけど、当時は何も無い国だった。日本人が大挙して押し寄せて現地の人を使って
働かせているというのは、なんとなくではあるけれども、わかった。
それがいいかどうかはわからないけど、ちょっと異質な体験だったと思う。
日本人がシンガポールに来るとお手伝いさんが何人もついて運転手がいて庭師がいて・・・だなんて、
普通に日本にいたら考えられない環境がポンと与えられるわけでしょ?
そうすると、この感覚って一体なんなんだろう?かといって奴隷を扱うような感覚でもない。
人間である以上、対等であるべきとは思うけど、なんかそういった複雑な思いが子供ながらにあったよね。
クラスが下だからこの人を下に見るというのは絶対に止めようとか。
自分たちだっていつどうなるかわからないし、たまたま日本に生まれて、ここに来てこういうふうになったからっていう面があるかもしれないしね。
土屋:悟りがあるんだね。
北原:悟りってほどのものじゃないんだけどさ。
なんか人の人生のアップダウンを点数にするとみんなが0になってるんじゃないかと思うんだよね。
だからいいときばかりじゃないと・・・

土屋:そういえば先生、いろいろ趣味を持ってたよね!最近は?
北原:あんまり周囲に明かしてないけど、実はゴルフが超好きでね。
3度の飯以上にゴルフが好き。学生の時からやってたから、言っちゃあ悪いけど
誰にも負けないくらいの自信があった(笑)。
それくらいスコア出してたからね!だけどもう10年くらいやってないでしょ。
いつかやろうと思って機会を窺っているんだけど、今年もできなかった今年もできなかったでずっときてる。
ガッツリやろうとしないで、ちょこちょこ行けばいいじゃん!ってよく言われるんだけど、
なんかこう遊びでできないんだよね。
たぶん行ってもストレスが溜まって帰ってくることになりそうで・・・
土屋:普通に仕事やってた方がストレス無いんじゃねーの?みたいなのが先生の場合多くない?(笑)
ただね、そこまで自分をなくすくらい何かをやった人って、たぶん強いものを持ってるんですよ。
そんな気がする。結局そこにいくまでのプロセスがあるわけで、これ仕事にしてもなんでも一緒だと思う。
極めるレベルまで1回でもやっておくと自分で公式みたいなものを持ってるから、何でも応用できるだろうし。
だからそこまでやってない人はどっかでやらないとダメなんですよ。
ゴルフはやらないからよくわかんないけど、結構自分との闘いっていうでしょ?
北原:そうだね。
ほんとに他のプレーヤーのことなんて全く関係無いの。自分で満足できるかどうかだけだから。
スコアがいいとか悪いとかじゃなくて、ラウンドの内容が相当重要なんだよね。
スコアが悪くてもドライバーのイメージとか、グリーンにのっけてるイメージとかがいいと、
そっちの方が気持ち良かったりする。
土屋:そこまでゴルフやったんですね、先生。
北原:でもね周囲には絶対に言わないようにしてる。ゴルフできません!ってことになってるから。
「クラブ持ったことないです!」と言ってるし・・・(一同爆)

土屋:先生は車をいつもいい感じに乗ってるよね!お洒落だしさ。"におわない程度"に乗ってる。
いかにもそういうのに乗ってるぞーって感じじゃない。
よくほら、外車でもピッカピカに乗ってさ、顔が映るくらいの人いるじゃない?
そうかと思えば、そろそろ洗う頃だね?みたいなさ、生活に溶け込ませちゃってる感じ。
ヨーロッパ行くと結構みんなそうなの。
そういう意味で先生の場合はカッティングエッジからちょっと下げた辺り。
刃先だと"におっちゃう"けど、あまり下過ぎても誰も振り向かない。
一番うまいとこ取りなんだよね。
北原:多かれ少なかれ"いいものに囲まれたい"っていう思いはみんな持ってるでしょ?
でも自宅の部屋が高級ホテルのスウィートルームみたいだと、ちょっと行き過ぎというか、
どこか落ち着かないじゃない。
だからやっぱり生活感は必要だよね。生活感が出ながらも小奇麗な感じというのが好きかな。
言い方は悪いけど、安っぽいようなものが身の周りにあると、なんとなくそっちの方に
引っ張られていくような気がして。
だから若干無理してでも少しね、少しだけいいものをって感じかな。
土屋:意識してやってるのか、センスなのかわからないけど、その辺は先生うまいよ。
今日もそうだけど、俺、結構着る服は黒が多いのね。
15年くらい前、有名なカリスマ美容師さんと待ち合わせをしたとき、俺を見るなり
「黒着てちゃダメだよ!みんな怖がるから!
自分で恰好いいと思って着てるでしょ?でもね、女性は怖いと思う。
かわいいくらいの色がいいよ。例えば、ピンク!」って言ったんだ。
ピンクなんか着れねーと思って、いまだに黒なんだけど(笑)
北原:ツッチーはやっぱりイメージは黒!誰もが言うけど、遠くから見ても、ものすごい光ってるよね!
(一同爆)
その辺の芸能人よりオーラがあるよね。
土屋:なんか電波出してるな(笑)。
そんな風に言われたことないんだけどさ。そういう意味で言うと、先生は営業マン向きの人だと思う。
誰にでもスルッて溶け込む融和性みたいなのを持ってるでしょ!
俺を拒否する人っているけど、先生の場合はそういうことないでしょ?
個性って大事だと思う。
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人を引き付ける力だよ。彼にはそれがある。 これはすごいと思うんですよ。
いろんな業界・メーカーともすれば敵対する人とも |
プロフィール
氏名 北原信也
生年月日 1963年5月6日
血液型 B
家族 妻・3人の子供
医院名 ノブデンタルオフィス
座右の銘 一期一会:「自然のままに・・・」が常に頭にあるが、転機には必ず人との出会いがあり自然体でいられる自分を誰かがいつもサポートしてくれていると感じる。
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